「着る香水」という発想が革新的——ランドリンが支持される理由を元リサーチャーが徹底分析
こんにちは、ユキです。元PR会社でトレンドリサーチャーをしていた経験から、「なぜこのブランドは売れ続けるのか」という視点で日用品を観察するのが趣味のひとつです。今回は、柔軟剤市場で独自のポジションを築いている「ランドリン」についてじっくりお話しします。
この記事でわかること
- ランドリンというブランドのコンセプトと特徴
- 展開しているプロダクトラインの全体像
- 「クラシックフローラル」をはじめとした香りの世界観
- 日用品ブランドとしての独自のポジショニング
- 実際に使ってみてユキが感じたこと
- ランドリンを選ぶ際のポイントと注意点
ランドリンとはどんなブランドなのか
ランドリン(Laundrin')は、「プレミアムホームケアブランド」を掲げる日本のブランドです。公式オンラインストアや公式SNSでも「プレミアムホームケア」という言葉を前面に出しており、単なる洗濯用品メーカーという枠に収まらない姿勢が伝わってきます。
実はこれ、知られていないんですが——日本の柔軟剤市場というのは長らく「香りの強さ」や「やわらかさ」を競う土俵だったんです。そこにランドリンが持ち込んだのは「香水的な発想」でした。洗濯物に香りをまとわせるのではなく、「着る香水」というコンセプトで香りをデザインする。この視点の転換こそが、ランドリンが他ブランドと一線を画す最大の理由だと私は考えています。
日用品の文脈でフレグランスを語るというのは、当時としてはかなり挑戦的なアプローチだったはずです。それが今では多くのユーザーに支持され、Instagramの公式アカウントも多くのフォロワーを持つまでに成長しています。
「着る香水」という発想の意味を深掘りする
ランドリンの柔軟剤のキャッチコピーとして知られる「着る香水」というフレーズ。これを初めて見たとき、私はとても賢い言葉だと思いました。
香水というのは、ラグジュアリーの代名詞です。そのイメージを日常の洗濯行為に重ねることで、ユーザーは「毎日の洗濯がちょっと贅沢な時間になる」という体験を得られる。プロダクトそのものではなく、行為ごとブランディングするという発想です。
PR会社で働いていたころ、「生活者はモノではなく体験を買う」という議論をよくしていました。ランドリンはまさにその考え方を実践しているブランドだと思います。柔軟剤を選ぶ理由が「なんとなく安い」から「この香りを身にまといたい」に変わった瞬間、ユーザーとブランドの関係性がぐっと深くなる。これはリサーチャー視点から見ても非常に興味深いポジショニングです。
【ユキのひとこと】
「着る香水」という言葉、最初に聞いたとき思わず「うまい」とつぶやきました 笑 生活用品に香水のコンテキストを持ち込む発想は、当時の市場では確かに新鮮でしたね。
プロダクトラインの広がり——柔軟剤だけではない
ランドリンはもともと柔軟剤で知られるようになったブランドですが、現在はプロダクトラインが大きく広がっています。公式の情報をもとに整理すると、以下のようなカテゴリが展開されています。
まずファブリックケアの領域では、柔軟剤・洗たく洗剤・ファブリックミストが揃っています。洗濯の「前」「中」「後」をすべてカバーするラインナップは、ブランドの香りの世界観をワンストップで体験できる構造になっています。
さらにホームフレグランスの領域では、アロマキャンドルやルームフレグランスといった製品も展開されています。これはもはや「洗濯ブランド」の枠を超えた展開です。
そしてハンドソープも展開されており、グリーンティーの香りなど、ランドリンらしいフレグランス設計が施されています。
このように、ランドリンは「家の中の香りをトータルでデザインする」方向へとブランドを進化させています。生活空間全体を一つの香りの世界観で統一したいというニーズに応える姿勢が見えます。実はこれ、知られていないんですが——こういったプロダクト拡張の戦略は、ライフスタイルブランドとしての長期的な地位を確立するうえで非常に重要な動きなんです。
「クラシックフローラル」が愛され続ける理由
ランドリンの香りの中でも、特に多くのユーザーに支持されているのが「クラシックフローラル」です。公式の説明によると、「うっとりするような優雅な気分をイメージした、上品でクラシカルな香り」とされており、オーガニック抽出エキスが配合されているため、赤ちゃん用衣類にも使えると案内されています。
楽天市場などのECサイトでも、クラシックフローラルの柔軟剤は詰め替え大容量タイプのセット商品が並ぶほどリピート購入が根強いことがわかります。これは「気に入ったら大量にストックしておきたい」という購買行動の表れです。
「クラシカル」という形容詞の選び方も興味深いですね。トレンドに左右されない、時代を超えた上品さを意識した言葉選びだと思います。流行りの香りよりも、長く愛せる定番の香りを。そういったブランドの姿勢がプロダクト名にも現れているのではないでしょうか。
【ユキのひとこと】
クラシックフローラルを初めて使ったとき、「これは確かに香水だな」と思いました。洗濯物を畳みながら、少しだけ気分が上がる——その小さな体験の積み重ねが、リピーターをつくるんだと実感しています。
季節限定・コラボ商品という戦略
Amazonの商品一覧を見ると、「フレッシュモヒートの香り 2026」といった表記が確認できます。これは年号が入っていることから、季節や年に合わせた限定展開商品であることが読み取れます。
こうした限定商品の展開は、ブランドとして非常に賢い戦略です。定番の香りを軸にしながら、季節ごとに新しい体験を提供することで、既存ユーザーの継続的な関心を維持できます。「次はどんな香りだろう」という期待感がブランドとの関係性を深めていくのです。
実はこれ、知られていないんですが——限定商品というのはECサイトにとっても重要なコンテンツになります。「今しか買えない」という心理的な希少性がクリック率を上げ、SNSでの話題化にもつながる。ランドリンのInstagramが1000件を超える投稿を続けているのも、こういった限定展開をコンテンツとして活用しているからではないでしょうか。
フレッシュモヒートという香りの選定からも、夏向けの爽やかさを意識した季節感が伝わります。柔軟剤でありながら、季節の気分を纏うという体験設計が徹底されているのが、ランドリンらしさだと感じます。
ランドリンを選ぶときに知っておきたいこと
実際にランドリンを購入しようとすると、いくつかの選択肢があります。公式オンラインストア、Amazon、楽天市場など複数のチャネルで購入できますが、それぞれに特徴があります。
公式オンラインストアは、最新商品や限定品を最も早く確認できる場所です。ブランドの世界観をフルに体験したい場合は公式サイトを起点にするのがよいでしょう。
一方、Amazonや楽天市場では、詰め替え大容量の複数セットなど、まとめ買いに向いた商品展開が充実しています。日常使いとしてコスパよく続けたい方には、こちらが使いやすいかもしれません。
また、ランドリンの柔軟剤はオーガニック抽出エキスが配合されているとされており、赤ちゃん用の衣類にも対応できる処方と案内されています。小さなお子さんがいるご家庭でも使いやすい設計になっているという点は、購入検討の際の判断材料になるかと思います。
香りの種類が複数展開されているため、最初はひとつの香りから試してみて、自分や家族に合うものを見つけていくのが、ランドリンとの上手な付き合い方ではないでしょうか。
【ユキのひとこと】
購入チャネルを使い分けるのは意外と大事です。限定品は公式で、ストック買いはECで——という使い分けが、個人的にはしっくりきています 笑
まとめ:ユキの総評とアドバイス
ランドリンというブランドを改めて整理してみると、「日用品にフレグランスのコンテキストを持ち込む」という一貫したコンセプトが、プロダクト設計からネーミング、SNS展開まで全体を貫いているのがよくわかります。
柔軟剤は消耗品です。でもランドリンはその消耗品を「毎日の小さな贅沢」に変えることに成功しています。これは単なる香りの良さだけでは説明できない、ブランドとしての設計力だと私は思っています。
リサーチャーとしての視点で言えば、ランドリンはプロダクト単体ではなく「生活の中の香り体験」を販売しているブランドです。柔軟剤からルームフレグランス、ハンドソープまでラインを広げているのも、その体験を家の中全体に拡張しようとしているからでしょう。
はじめてランドリンを試してみる方には、まずクラシックフローラルをおすすめします。ランドリンの世界観が最も凝縮されている定番の香りですし、リピート率の高さが示すように、多くの人に受け入れられやすい安定感があります。そこから季節限定の香りなど、自分好みの香りを探していくのが、このブランドとの楽しい付き合い方だと思います。
日常の中に、ほんの少しの豊かさを。そういう視点で選ぶ日用品として、ランドリンは確かに答えてくれるブランドです。
ユキ(佐藤 雪)
MEDIAWAVE ライター / 元トレンドリサーチャー
✍️ この記事を書いたライター
ユキ
元PR会社→フリーライター。32歳、東京出身。情報収集が趣味レベルで得意なトレンドリサーチャー。冷静な分析と高い共感力が持ち味。得意ジャンル:トレンド・ライフスタイル・社会・占い